会議アゲイン。そして。

前回開催から中1日空けての開催。

29日(ニクの日)ということで、会議資料は従来の市販品ではなく、自宅で作ったローストビーフとチャーシューを用意。

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わざわざ牛刀と生わさびとおろし金まで持参。

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チャーシュー。

例によって低温調理。

製作当日、加熱から2時間ほどのほんのり余熱の残ったベストコンディション。

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ローストビーフ。

良い具合なんだけど、牛肉ってどこまで行っても牛肉というか、会議の結果、満場一致で豚の圧勝、という判定が下された。

もちろん、牛は安い輸入の腿肉、豚は一応、国産のロースなので多少下駄をはかせている感は否めないのだが。

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会議終了後、2次会を挟んで乗り込んだ浅草線は、僕を横須賀中央まで攫って行った。

充電の切れかけたスマホで横須賀から自宅までのタクシー料金を検索してすべてをあきらめた僕は、深夜、対岸のドックの灯りに照らされた横須賀の海をしばらく茫然と眺めていた。

夜明けまで。

そして始発電車に乗り込んだころには、会議のことなんてすっかり忘れていた。

 

会議。もっと会議を。

しばしば友人たちと集まって、会議を開く。

会場は京橋のオアシス、ぬ利彦ビジネスコート

こちらは昼間は入場料を払って入場すればソフトドリンク飲み放題のフリースペース、夕方からは、超低価格で生ビールや樽生酎ハイなどを楽しめる上につまみ類は持ち込み自由という太っ腹な業態で、10数年に渡って近隣のサラリーマン諸氏に昼夜分かたず親しまれてきた憩いの場だが、先日、ビルの建て替えに伴い今年12月いっぱいでその歴史に終止符を打つとの報が届いた…。

このところ諸々のイベントなどで忙しくしており少し間が空いてしまっていたので、取る物もとりあえず、大急ぎでメンバーを招集し、昨日久しぶりの「会議」の開催となった。

これまでの「会議」の模様は 参加メンバーによる下記ブログにてご確認を。


これまでは、「500円以下」だとか「缶詰」だとか議題を決め、参加者がそれぞれ議題に沿った会議資料(おつまみ)を持ち寄り、なんとなくプレゼンテーションなどをしつつ、深く静かに泥酔していく、という趣向で開催してきたが、昨夜は特に議題を決めず、参加各位が思い思いの品を持ち寄るという、フリーディスカッション形式で進行した。

この日提出された会議資料は、ある参加者が出張先のオランダから密輸した生ハム、賞味期限の怪しいベタなコンビニおつまみ、何故か銘柄の異なる4種類の鶏のから揚げ、沖縄ホーメル謹製のタコライス缶詰(通常品と「ちびっ子」用の2種類があって、なぜかちびっ子用の方がスパイス使いが奥深くて美味w)、そして我らが牛太郎から名物「とんちゃん」など、つわものぞろい。

 主催者である僕は、京橋からほど近い有楽町の名店ジャポネより「ジャリコ」と「インデアン」各大盛りを持ち込んだ。

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ジャリコ。茹で置きの極太麺と海老、豚肉、トマト、しいたけ、たまねぎ、小松菜、紫蘇などの具材をしっかり炒りつけた醤油味。トマト由来(?)のさわやかな酸味が後を引き美味いのだ。名前の由来はおそらくジャポネーゼ(醤油)+バジリコ(紫蘇)で「ジャリコ」と思われる。

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インデアン。

具材は紫蘇とトマト以外ジャリコとほぼ同じだが、軽く塩胡椒などで味を付けた麺の上から、カレーがかかる。カレーはとろみの付いた”普通”のカレーで、そこそこ辛い。

インデアン。カレーだから「インデアン」。実に明快。インデアン嘘つかない。

ジャリコは店で何度も食べていたが、インデアンは今回初めて味わった。

既食の方から伺った話から想像していたのよりも旨かった。

写真には納めていないが、きちんと別の袋に粉チーズも入れてくれていた。親切。

 

会議の合間に、マスターの伊勢野さんとちょっと立ち話。

ビルの建て替えの工期に3年ほど要するとのことで、建て替え後のビジネスコートの復活の可能性はないそうだ。

寂しい話だが、決まったことなので仕方がない。

閉店までの間に、こんな具合に集まってあと数回くだらない「会議」を催せたらと思う。

というわけで、早速明日も「会議」なのだ(笑)

 

分かる人にだけわかる、ご報告を兼ねた日記

日曜日でとりあえず終わりました。

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当日、自分は何か特別なことをしたわけでもないのですが、終わってみたら当分「次」なんて考えられない程度に疲れ果てていました。

開催中も、打ち上げの席でも、殆どなんの感慨も湧かない状態。

(勿論、ご来場の皆さん、出演者、協賛各社の皆様への感謝の念はあったのですが)

なんというか他人様に動いてもらう、って本当に大変なことです。しかも、その「動機」が自分側にあって、そのために皆様に動いて頂くなら尚更のこと。40過ぎていろいろ勉強させていただきました。

打ち上げ会場でもまったくテンションあがらず(スミマセンでした。多分もうすでに体調悪かったんだと思います…)。

もっと「わーっ」となるものだと思ってたんだけど、自分でも若干拍子抜け(苦笑)で、感情に体が追い付かないまま、空きっ腹を抱えて早々に帰宅。

子どもらが手分けして切ったというやたらとゴロゴロした野菜の入ったバーモントカレー甘口を妻が温めてくれたので、それを食べながら缶チューハイ一本飲んだところで意識を喪失。

翌朝、有給取得していたのでいつもよりすこしだけ寝坊をした布団の中で、よせばいいのに職場アカウントのメールをチェックしたところ、土日の間にウンザリするようなメールが何本か投下されていて、仕方なく寝床を抜け出して這う這うの体で出社。

アタマの中で気志團の「鉄のハート」を無限ループさせながら、ひたすら厄介ごとの処理にあたり、力尽きて夕方、ひっそりと退社。

自宅に帰り、1時間ほど眠ってから、いつもイベントのフライヤーを置いてもらっている新丸子「三ちゃん食堂」にて生ビールを飲みながら盛況のご報告をしてから、家族と待ち合わせて焼き鳥と釜飯の「鳥武」へ。

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帰宅して泥のように眠る。

翌朝、起床すると更に体調悪化しており、朝から赤羽辺りに繰り出してひとり慰労会を…と思って出かける支度をするも、どうにも足が向かず、結局布団にもぐりこんで昼すぎまで惰眠を貪りング。

14時ごろ起床して、「これではイカン!」と思い立ち、昨日僕の体調を心配してくて下さっていたという牛太郎のじょうさんに、出演者、スタッフから託された感謝の念を伝えるために武蔵小山へ。

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雨まじりの火曜日の午後、なぜか牛太郎は口開けからほぼ満席。

いつもの席に日曜日に会場設営を見に立ち寄ってくれた大先輩のNさんのお姿ががあったので、一言声をかけてから、じょうさんに御挨拶。

出演者、スタッフからの気持ちの品をお渡しして、忙しい合間にぽつぽつとじょうさんとお話ししていたら、なんとなくじょうさんが日曜日のイベントを楽しんでいてくれたことが伝わってきて、ようやく「やってよかったな」と…。

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混んできたので、さっさと引き上げることにし、パルムの中の富士そばに寄ってかけそばを手繰って帰宅。

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温かい食べものって、素晴らしいナアとしみじみ。

帰宅してから、おでんなど仕込み。

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さあ、徐々に通常運転に戻していかないと…。

 

日本堤「丸千葉」のチーズフライ ¥450

今や言わずと知られた、押しも押されぬ東京の名店のひとつに数えられる「丸千葉」

こちらの店のズラリと並ぶ短冊メニューの中から、どれか一点を推せと言われたら、以前の僕なら迷うことなく、ちくわのいそべ揚げ(¥350)を挙げただろう。

だが、月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人。

行雲流水。

歌は世につれ世は歌につれ。

移ろいやすい酒飲みの舌が巡り会った、第三の衝撃。*1

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チーズフライ(¥450)。

しっかりとまとったカリリとした食感の衣に歯を立てると、流れ出さない程度に程よくとろけたチーズ。プロセスチーズ特有の頬の内側がキュッとなるような酸味が、熱を加えたことで抑えられ、却って適度に残った酸味が余計に酒を呼ぶ。

これからの時期は鍋も始まり、壁一面に並んだいずれ劣らぬ名物メニューに目を奪われがちになるのは無理からぬことだが、ぜひチーズフライ(¥450)もお忘れなきよう。

地味だがなかなか良い仕事をするので是非お試しあれ。

 

*1:ちなみに第一の衝撃はポテサラとマカロニサラダの合い盛り、第二の衝撃はちくわのいそべ揚げ※当社比

一割

昨日は八割で今日は一割。

そばの話。

そもそも、そば粉一割の麺は「そば」なのか?という問題はさておき。

一週間前に製麺したそば粉一割配合の麺が余っていて、肌寒い今朝は、これを温かいつゆで。

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製麺直後に食べた時は、さほどそばの香りも味もしなかったのが、日を経るごとに主張が強くなっていき、今朝食べたそれはまぎれもなく「そば」の味わい。

もちろん、立って食べる、可もなく不可もない「そば」のそれ。

そこでつゆもそれに相応しく、ヒガシマルの「うどんスープ」をどんぶりにあけて、薬缶で沸かしたお湯で割っただけのものを。

 

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食べていてふと、出張時に大阪のJR天王寺駅の構内で食べた「関西の立ち食いそば」を思い出した。あの店の麺はもっと黒々としていたが、黒々したコシのないそばと、色の薄いそばつゆの、なんというか食べつけない感じの取り合わせが、妙に記憶に残っている。