模索
イベントが終わって一週間。
ご縁のあった方や、イベント当日ご都合が合わなかった方にお分けするなどして麺の在庫はほぼなくなったものの、自宅の冷蔵庫にはまだ大量の豚ゲンコツスープが…。
というわけで今週末は、インスパイアから離れてちょっと自分なりの方向性を模索してみようと製麺に取り掛かりました。
粉は岩手県産のゆきちから。イベントでお出しした混ぜそばに使用した粉です。
加水率は38%、やや薄めに製麺機で延してから今回は手切りしてみました。
包丁を手に取るのも久しぶりですが、今回はなかなか調子よく切ることができました。
これを一食分ずつ玉にまとめてから数回掌でギュッギュッと握りこんで、ちぢれを加えます。
狙った通りの平打ち縮れ麺が出来ました…と言いたいところですが、啜りやすい長さにしようと麺帯を短めに仕上げたものの縮れて短くなるのを計算に入れなかったため、逆に箸で持ち上げにくくなってしまいました…(反省)。
次回の教訓としたいです。
これに合わせるスープは冒頭で書いた通り大量に残っているゲンコツスープと、いりこと昆布、干し椎茸、鰹節の魚介系スープ。タレは横着して僕二郎用のカエシで。
うどんとラーメンの中間ぐらいを目指してみた完成品がこちら。
悪くはなかったのですがちょっとスープが弱かった…。
やはりこういう麺はもっとこってりしたスープと合わせなくてはいけなかったか。
これならゲンコツスープだけでガッツリ食べたほうが美味しかったかも…。
麺の触感や味わいは良かっただけに、なんとも惜しい仕上がりとなりました。
10食分打ったので翌日はこの麺で、今シーズン初の冷やし中華を作ってリベンジを図ることに。
具はチャーシュー、きくらげ、胡瓜の千切り、イベントで使用した自家製XO醤。
スープは、前日使用した魚介系の出汁に、お酢、黒酢、砂糖、醤油で味付けしたものに、少量のピーナッツオイルを合わせました。
自分のもともとの嗜好もあるかもしれませんが、ゆきちからの麺はこうやって冷たくした方が、美味しいような気が。次回はつけ麺などにしても良いのかもしれません…。
ちなみに次回の主催イベントは7,8月あたりに讃岐うどんを主題にこじんまりやりたいなあ、と考えております。
前回はお酒にまったく頓着しなかったので、次回はすこし呑み寄りにシフトしてみようかと思ったり思わなかったり。
てんぷらと煮込みで一杯やって〆にうどん、とかそんな感じでやれたらなあと。
ていうか俺が飲みたい。そんなイベントで。
誰か企画してください、ホント。やればできる子なんで。うどんじゃなくてもいいんで。細長いのなら何でもありで。
良い会場情報とかもお待ちしてまーす!4649!