自作麺

土曜日の午後、突然思い立って久しぶりに麺を打った。
すぐ食べたかったので、中力粉を水と塩だけで打った。
強力粉や、卵を使う場合、数日寝かせないと落ち着かないのだが、中力粉と塩だけなら、殆どうどんと変らないので、打って数時間〜一日ぐらいでそれなりに美味しく食べられる。

というわけで、日曜の夕食は久しぶりに自作麺で、つけ麺となった。

つけ麺自体はそれほど好きでもないし、ラーメンも、余程泥酔しない限り、外で食べたりはしないのだが、作るのは好きだ。

つけ麺にした理由も、ラーメンだと、人数が多いので一度に作るのが面倒(家庭の火力では、麺は一人前ずつ、付きっ切りで茹でなければいけないので、大変)という消極的な理由からなのだが、世の中はつけ麺ブームなのか、近頃やたらと目に付く。

「こんなもの、家でも作れるのに」と思うのは、もちろん僕ぐらいのものだろうが(苦笑)。

慣れれば、麺打ちの作業時間は、30分ほど。
スープも、ササミと、野菜で動物系のスープを取って、昆布や鰹節で魚介系を取れば、やはり30分もあればそれなりに旨いスープが取れてしまう。

今回は、鯛のアラが安く手に入ったので、霜振りしたものを、数時間強火で炊いた白濁系スープを取ってみた。魚臭いのを子どもたちに敬遠された場合に備えて、ササミと香味野菜で取った動物系と、鰹昆布出汁の魚介系のダブルスープを、レモン汁、ナンプラー、醤油、オイスターソース、などなどで味付けした、あっさり醤油味のスープも用意。




久しぶりに作ったけど、まずまずの出来。
近々、卵麺も打とうかな。

スープを取ったササミは、ほぐして、菜の花と併せて、胡麻和えに。

他、菜の花お浸し、セロリの昆布漬け。