試作

年明けのイベントに向けたメニューの試作を始めています。

餃子に関しては、オーソドックスな焼餃子と羊肉の水餃子の二品で決めているのですが、麺類が未だに悩みどころ。

会場に製麺機を持ち込み注文ごとに蕎麦を切って、シャキッと冷水で〆た打ち立てを、やげん軟骨を叩いた丸を浮かべた温かい汁で…と思っているのですが、果たしてオペレーション出来るのか…。
うどんはどんなに細く打ってもゆで時間がそれなりにかかりますし、来場者が読めない以上、作り置きは極力避けたいし…と、麺類はまだ検討課題が多い状況。

そしてもう一品。
来てくださった人に、お待たせせずにサッと出せるものとして煮込みを用意したいと考えており、昨日はさっぱりした白みそ仕立ての煮込みを試作してみました。

自宅近くのなぜか豚モツの品ぞろえ”だけ”が充実しているひなびたスーパーで、シロ(小腸)、ガツ(胃)、カシラ(ホホ肉)、ハラミ(横隔膜)を購入。

水からそれらをゆでこぼしては洗うこと3回。
4回目に焼酎、青ネギ、しょうがと一緒に下茹でして臭みを抜いたあと、もう一度水洗いして、水、鶏がらスープ、化学調味料ごく少量(昆布も魚系の出汁も邪魔になるので、すこ〜しだけ旨みを補強する意味で)、白みそ、薄口しょうゆで静かに煮込む。

さらっとした上品なスープになりました。
カシラとハラミは余計な気もするので、次回はシロとガツのみにした方がいいかも…。

とはいえ、なかなか良い煮込み。
柚子胡椒と共に食べるとさらにさわやか。

味、原価率、仕込みの簡単さ、材料の入手しやすさ、といった点からも合格点なので、煮込みはこの方向でもう何度か試作してブラッシュアップしようかと。