キムチを漬けた

同僚が韓国に出張に行くと言うので、韓国産の唐辛子粉と、アミの塩辛を買ってきてもらった。
毎年、冬場は連れ合いの実家に加えて、ご近所の地方出身者、地方出身者を配偶者に持つ人から、大量の大根と白菜を貰い受けるので、いっそキムチにしてしまえ、ということで、一昨日、平日だと言うのに26時ぐらいまでかけて、大きめの白菜一株分を漬け込んだ。

白菜は、根元に切れ込みを入れて、一株を八等分ぐらい見当で手で裂き割り、塩を振って重石をして半日ほど置く(時間に余裕があったので、半日、陰干ししてから漬けた)。

思い切り濃く取った昆布だしを、白玉粉でとろみをつけて、熱いままのそれと、韓国産の唐辛子粉を混ぜ合わせて、完全に冷ます。
冷めたところに、にんにく、生姜、りんご、蜂蜜、摺り胡麻、イカの塩辛、アミの塩辛を混ぜ込み、砂糖を振ってしんなりさせた、大根、人参と混ぜ合わせる。

その赤くてどろどろした調味液を、水洗いして、よく水気を切った白菜の塩漬けにたっぷりなすってやり、密封容器で寝かせるだけ。

だけ、と書いたが、扱う材料が多いので結構一仕事。
平日の夜にやるもんじゃないなー。

食べごろは、3、4日後、発酵が進んでからとのことだが、浅漬けもまた旨しとのことなので(待ちきれないだけな気もするが)昨夜の夕食で早速、食べてみた。

うーむ。
確かにまだ浅い。だが浅いながらもしっかりとした旨みを感じる。
唐辛子の辛味。
野菜や蜂蜜、胡麻などに由来する甘み。
昆布のグルタミン酸、アミ、イカの塩辛のアミノ酸の旨み。
あと2日ほどすると発酵がすすんで酸味が出てくるので、更に深い味わいになるだろう。

他、揚げ茄子のお浸し、昆布と豚肉の炒め物、竹輪とポークランチョンミートの磯辺揚げなど。

まだカメラの性能を使いこなせていないのがお恥ずかしいので、キムチの写真以外は没。

さらに、調味液(ヤンニョム、というらしい)がまだ残っているので、もう半株ほど白菜を漬けなくては。