あけたのだ
あけました。
年末、年賀状のデザイン作業(といったほどのものでもないのだが)で燃え尽きて、宛名印刷するのをうだうだと先延ばししている内に、仕事始めを迎えてしまった。
振り返ると、ひたすら料理をし、食べて、呑み、後片付けをする日々と言う点で、この年末年始は、なんだかキャンプ生活のようだった。
読書も殆どしなかった。
雑誌をパラパラめくる程度。
酒も、平年に比べればあまり飲まなかった。
1月2日から、軽くジョギングを再開。
まるまる1ヶ月近くサボっていたので腹回りが、大分重たくなってきた。
3日も走った。
怠けていたツケは筋肉痛というお釣りを残していった。
今日から、平日。
普段の日々の始まり。
とうわけでハレの日の記録。
- 仕事納め(12月28日)
納会後、築地のすし屋で上司におごってもらった帰り道。
歌舞伎座。
立て替えてビルにされてしまう。
たかだか戦後に作られた建物だのに、残念だ。
地震国の宿命とはいえ、歴史的建造物の価値が不当に低く設定されているのは国土の広さに対して、建設業者が多すぎる所為ではないのか?
この夜はここで(東銀座、21時半)切り上げて、自由が丘のなじみの店店に顔を出して静かに締めくくるつもりが、カラオケ、3次会、4次会、とせっかく上司におごってもらったのに、とんでもない額のタクシー代を支払う羽目に。。。
翌朝は言うまでもなく、二日酔いだった。
- 居酒屋クロウル(12月29日)
二日酔いを押して、午後から渋谷へ。
東急百貨店、銀座アスターで昼食。アスター麺、ふかひれ入りスープかけごはん、やきそば、シュウマイ。なんだか日本的な味わいなんだけど、ちゃんと中華、という感じ、店内のお年寄り率が高いのも頷ける。食の趣味の良い高齢者って、美しいなと。
食事後、正月用の食材を買いまわり、夕刻、自由が丘へ。
今年お世話になった3軒を一気に廻る。
「鳥へい」蛸から揚げ、ハイボール。
「ほさかや」から、しら、きも、をぐるぐると頼み、焼酎とウーロン茶。
最後に「金田」。おでん、菊正宗熱燗、烏賊塩辛を何口かつまんで、残りはおせち用に持ち帰る。
- 年越し蕎麦(12月31日)
年越し蕎麦はここ数年、梶ヶ谷で蕎麦やを営む知人の店で買うことにしている。
顔見知りというのを抜きにして、美味しい。
香りよく、水切れよく、瑞々しい。
- 正月料理①(1月1日)
おせち一之重。
さわら味噌漬け焼き(当方製)
鴨ロースのロースト(当方製)
自作ゆず釜に入れた、烏賊塩辛(自由が丘・金田謹製)
松風焼き
紅白かまぼこと、屏風かまぼこ
いくらしょうゆ漬け
二之重。
黒豆(自宅近くの昔からやっているお惣菜屋。息子は中学の同級生)
栗きんとん(同上)
煮しめ(当方製)
ホタテ貝柱山椒煮(当方製)
子持ち昆布(当方製)
酒は、越乃寒梅本醸造(1.8L)。
燗をつけると堪えられない旨さ。
注目していただきたいのは値札。
自宅近くの私鉄系スーパーでは、3倍程度の値段がついていた。
持つべきものは良い酒屋である。
- 正月料理②(1月1日・夜)
正月1日の夕食はぶりしゃぶ。
- 正月料理②(1月2日)
2日は夕食としてすきやき。
箸休めに、ちくわの削ぎ切り、千切りたくあん、サラミをマヨネーズで和えた珍味サラダ。これがなかなか心休まる砕けた味わい。
- 正月料理③(1月3日)
3日は、おでんを仕込んだが、自分で作ったものの味に飽きたので、外食してしまったので、今夜に廻った。
帰宅後、呑み足りず、昨年末作った牛スジのカレーで、焼き豆腐を煮込んだものをつまみに冷酒を。
さてさて、本年も取りとめなく、さしたる落ちもないままに。