駅伝カルナバルとTHIS IS IT

2週間前の土曜日、昭和記念公園で開かれたEKIDENカーニバル2009西東京大会に、職場の人々とエントリー。


抜けるような青空。

タイムは目も当てられなかったが、打ち上げ場所を求めて立川駅前をさまよった結果、"酒亭「玉河」"というすばらしい店を偶然発見。
自分のアンテナの感度に驚嘆しつつ、飛魚タタキ、ほやポン酢、しめ鯖、いかわた沖漬けなどを堪能。腑に落ちないぐらいの安さと鮮度。
自宅から40分ほどかかるが、通ってしまいそうな優良店だった。

翌週、ついに念願のTHIS IS ITを観にいく。

2時間近い時間、全身に力を入れて見入ってしまった。
私のような多くの凡愚がどれほど彼のような人を損ない、傷つけてきたか、その罪深さを思い知る。
20台前半の頃、同時交際していた女性が彼の音楽をこよなく愛しているのを、揶揄するようなことさえしてしまった。
故人をいたずらに美化し、崇拝することもしたくないが、価値を認められなかった愚を、素直に反省することも恐れてはいけない。

終演後の館内。
拍手が自然発生。
映画祭などではでは、珍しくない光景だが、封切館では初めての経験だった。

開演前「かいじゅうたちのいるところ」のトレイラーでもちょちょ切れてしまったことも併記しておく。