チャーハン定期報告

チャーハン好きのおっさん(僕)が最近作ったチャーハンを定期報告するコーナーです。

多分、月イチぐらいでやれると思います。

そこに意味性なんてありません。

意味なんて飾りみたいなものです。

僕はラーメンよりチャーハンが好きなんです。

無条件な愛の発露。

 

さて、まずは韮納豆ヤキメシ。

チャーハン好きとか言った口も乾かぬうちから、いきなりヤキメシ。

しかしパラパラではなくしっとりを志向した時、それはチャーハンではなくヤキメシとなります。*1

パラパラが光、しっとりがが闇。

そんな二元論では『炊いた米を炒めて味付けする』という、このきわめて簡潔にして崇高な調理法の深淵を言い表せるものではありません。

 

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ちなみに左端に見切れているのは付け合せは胡瓜の佃煮と言う名の精霊です。

 

キムチヤキメシ。

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株式会社ピックルスコーポレーションというメーカーの「ご飯がススム」というキムチ(精霊)が大抵我が家の冷蔵庫には常備されておりまして。

こんな容器↓

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に入っているのですが、だいたい食べ終わる頃になると、この容器の底のほぞのような部分に、キムチの漬け汁と細かな白菜やニンジンの切れ端(精霊)がたまるのです。

それら精霊は火と米と、卵、少しの調味料と共に、束の間、キムチヤキメシという第二の生を得て、やがて静かに地上から姿を消し、そしてまた新たに我が家の冷蔵庫には同じ容器が補充され、この生まれて育っていくサークルが営々と続いていくのです。

 

苦瓜チャーハン。

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チャーハンを作るという行為は、古代の祭祀に似ています。

その時、その場に姿を現した食材(精霊)が、火と米と卵、少しの調味料と共に…(以下省略)

一見、え、そんなものを!?と思うものでも、なんでも米と卵で炒めて味付けすれば、食える味になるんです。神と精霊の御名の下で。

 

 チキンライス。

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ある日、我が家の玄関先に清須の方面から神様が現れて、スーパー特選太陽ソースとケチャップを置いてこう言いました。

農夫よ、米を炊き、鶏を屠れ。

その血を庭の土に捧げ贄とした後、その少量の肉と玉葱、炊いた米と焼き合わせ、これらを混ぜ合わせるとよい。これらは我が血と涙である。

 こうしてチキンライスが生まれました、とこないだ伊勢神宮で貰った神社庁の小冊子に書いてありました(嘘)

オムライスにしたいところをしないのが、チャーハン好きの矜持でもあります。

 

オーソドックスなチャーハン。

(ついでに、いよいよアタマがおかしくなったのか?と心配される人もいるでしょうから神だの精霊だのはもうやめます)

ちゃんとパラパラに仕上げました。餅麦と一緒に炊いた米を新しいフライパンで炒めればどんなアレでも、絶対にパラパラになります。

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具は刻んだボロニアソーセージと長ネギの青いところ、干し椎茸の煮締めたののみじん切りが入っています。仕上げに再仕込醤油を少量かけたらびっくりするぐらい醤油色になりましたが、香ばしく仕上がりました。

 

レタスのオイスターソース炒め On しらすチャーハン

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レタスって炒めると旨いですよね。

 あ、これも餅麦入りです。

餅麦入りのチャーハン、時折プチッとした食感が加わって楽しいです。

 

以上、報告終了。次回の報告をお楽しみに。 

 

 

*1:ちなみに卵を先に焼いてから米を入れるのがチャーハン、米を炒めてから卵を入れればヤキメシ、という定義も存在するようです