僕二郎、再び。

なんとなく、性に合わないことはするもんじゃないなーと、思ったり思わなかったり。

どちら側かに重心が振れ過ぎているな、と感じた時にはすでに手遅れというか。

悪く言うと頭を使わずに、よく言えば、Don't think feel !! でやりたいもんです。

 


Don't think! Feeeel! - YouTube

 

てな具合にね。行きたいっすね。

 

さてお話変わりまして、皆様にご報告。

・・・先日、ついにというか、ようやく捧げてきました。

40年間、大切に守ってきた僕の男の操を…二郎さんに。

 

二郎さんに呼び出されたのは先週の木曜日のお昼のことでした。

いつものようにLINEで他愛もないおしゃべりをしていたら、二郎さんが突然、「今から逢わない?」とおっしゃったのです。

え、そんな、突然?僕たちまだ顔も見たことないのに!?

いつもは遠慮がちな二郎さんが、この日はやけに積極的でした。

 

「大丈夫、ぜったいに変なことはしないって約束するから」

「・・・ほ、本当に?信じていいのかな、二郎さん。。。」

「約束するよ」

「・・・わかった、僕、信じるよ。でも…」

「でも何?」

「もし・・・」

「もし?」

「もしもそうなったら、絶対にやさしく、ね?」

「約束する」

 

ためらいがちなやりとりとは裏腹に、僕はそそくさと荷物をまとめると、急ぎ足で駅に向かっていました。

 

二郎さんに指定されたのは目黒でした。

目黒駅で山手線を降りて、二郎さんに言われるまま、権助坂を下って待ち合わせのお店まで行く間、僕の胸はまるで早鐘を打つように高鳴り、お昼を食べていないので空腹なはずなのに、不安と期待が渦巻いて、胃の底から食道を伝って喉から飛び出てきそうなほどでした。

権助坂を下りきって、大鳥神社の交差点を渡って中目黒方面に少し歩くと、指定されたお店が見えてきました。

 

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はじめてお会いした二郎さんは、想像していたよりずっとやさしそうな人でしたが、やっぱり、男っぽいというか、食券を買うためにお店に入ると、ムワっとした、豚骨をグラグラ煮立てたような野性っぽい匂いがして(当たり前だっつーのwww)、一瞬、めまいがするような気持ちに・・・。

 

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たくさんの男の人たちが、思い思いに二郎さんのアツくて太い麺と汁をむさぼるように味わって・・・目のやり場に困ってしまいます・・・。

そして、カウンターの奥の方の席が空きました。

 

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じ、二郎さんたら、国際派なのね…。

 

スツールに腰かけて、無口な店員さんに食券を手渡してしばらく待っていると突然ぶっきらぼうに「どうしましょう?」って声をかけられたので、心臓が飛び出るかと思ったけど、なんとか平静を装って「二、ニンニクなしで」と答えることができました。

でも、本当は、麺少な目にって頼もうと思ってたのに、カウンターの中に並んだどんぶりにはすでに、あふれんばかりの麺が盛り付け済み…。

そ、そうか、麺関連の指定は食券を渡す時にしなければいけないのか・・・。

 

後悔しても後の祭り。ついに二郎さんの熱くて大きいモノが・・・

 

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二郎さんの嘘つき!!

・・・優しくするって言ってたのに(涙)

 

なんとなく、並んでいるときに見えたほかの人の器を見ていたら、それほどの量に見えなかったのと、ラーメン(小)豚入りなら楽勝だろうと、タカをくくっていたのですが、いやいやなかなかどうして。

不惑を迎えた遅すぎるデビュー戦の相手としては、かなりの難敵でちょっとだけ麺を残してしまいましたが、味自体は嫌いじゃない、というか、「僕二郎」がなかなかのクオリティで本家の味に近づけていることが確認できました。

 

というわけでめでたく本家の二郎も味わったということで、第2回の僕二郎を来週末に向けて仕込もうと思っております。

 

本当は、前回イベントを行った会場でイベント形式で開催したかったのですが、会場の使用料が諸事情から高額になってしまったため、自宅で数名の知人を招いてひっそりと召し上がっていただくほか、ご希望の方でクール便の送料をご負担いただける方、若干名様にお分けする形を取らせていただきたく、ご要望の方はTwitter、FBなどでお問い合わせください。

既に数名の方からご要望も頂戴しておりまして、先着順で締め切らせていただく場合もございますが、その節は悪しからずご了承ください。

 

ではでは、仕込の進行状況は随時、こちらやTwitterなどでご報告申し上げますのでお楽しみに。