ネクタイと西部警察

昨夜、会社帰りにネクタイを購った。
品川駅で途中下車し、United Arrows GRL。
ニットタイを買い足すつもりだったが、コットン素材のマドラスチェックのタイに一目ぼれ。
我ながらこういうの、よく似合う。
この年になって、「自分に似合うもの」を見極める精度が格段に向上したと思う。「着たいもの」、「周りで流行っているもの」から、よい距離感を保てるようになった、というか。

気をよくし、よせばいいのに21時の自由が丘。
「ほさか」の親父さんが暖簾をしまうのを横目に見つつ、「金田」の看板がやさしげな光を発しているのにも気づかない振りをして、「鳥へい」へ。


・・・だって、ネクタイ、若干予算オーバーだったんだもの。


キハダマグロ西京漬、イカときくらげを中華風にあえたもの、やげん(揚げ)。
チューハイ、唐突に始まった角ハイボール
ためしに頼んだこれがいけなかった。
旨い。


ついつい進む。


隣り合った3人連れのクリエイティブなお仕事に従事されていると思しき方々と、有線でたまたま流れた石原裕次郎の「赤いハンカチ」から、西部警察松田優作トーク。

久しぶりに会計額が3000円を超え、驚かれる。
あんまりな話。


23時帰宅。
27時ごろ何故かパンツ一枚で寝ているのに気づいたが後の祭り。



今日は、神宮にて、楽天×ヤクルト。
前回神宮に行ったのは、確か、近鉄×ヤクルトの日本シリーズだった。
そのときのヤクルトの監督は野村。
球史に特筆すべき固有の球団文化を育んだ近鉄というチームは消滅し、形式上、それを引き継いだ楽天というチームの監督を、今、野村が務めている。
雨よ、降らないで。