白日夢

妻が出奔して3日。*1

仕事に家事に子供の世話と寝不足が続き*2、職場のデスクで今、猛烈な眠気に襲われながらぼんやりと夢のようなものを見た。

見た、というか考えた。*3

人生の終わりの方になったら、ど田舎ではないけどお世辞にも栄えていると言えない町*4の民家の車庫のような殺風景な店(?)で一杯500円ぽっきりのラーメンやそばを出す店とかやってみたいなあ、なんて。

 

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その値段でも、蕎麦の出汁は”ほ〇だし”とかで、カエシも粗悪な醤油とみりん風の”ほ〇てり”あたりで作って、ラーメンのスープも鶏ガラにグルソーを全面に押し出したような、志のかけらも感じさせない素材(なのに自家製麺w)で割り切ったら行けるんジャマイカ*5…などとツラツラと考えていて「ハッ!?」と我に返り時計を見たら定時2分前…なんてはずもなく、2014年10月の地球の長い午後はまだまだ続くのだ。*6

ハア…。

 そばの具は、毒々しい色のかまぼこの薄切り一枚、ラーメンは醤油に塩でスープは同じ、上にはネギがパラリのチャーシュー1枚とかで、部活帰りの高校生が500円玉握りしめて毎日寄って帰るような店、イイと思うんだけどなァ…*7

*1:単に二泊三日の出張に出ただけだが。

*2:外で飲んで帰らないのでつい自宅で遅い時間まで意地汚く呑んでいたら世界バレーとやらに出場しているお姐さん方の二の腕だのワキだのに興奮してかなり前かがみになってしまい、つい試合終了まで観戦してしまっただけなのだが

*3:それを妄想とも言う

*4:要するに今住んでいるようなところ

*5:最近割とそんな感じで家にあるありあわせの調味料でそこそこのものは作れてるので調子に乗ったのかもしれない

*6:そもそもなんでそんなことを考えたかと言うと、なぜ自分はあまり外でラーメンを食べないのか、という理由を考えた時に、ラーメンって(特にイマドキの)高すぎるんだなァ、と思ったからで。それが素材や技巧にもこだわったプロの仕事の対価だと頭では理解できても、体が(というか財布が)受け付けないからなのかも

*7:しつこい