風化の頃
1週間前は山手線の車内でロングのダウン着た女性たちをちらほら見かけた東京。
金曜日の夜から降り始め、土曜日の間中、街の恋人達をしとどに濡れそぼらせ続けた雨が夏を運んできたかのように、東京は一気にすだれと風鈴モードに突入した感あり。
そんな季節の変わり目の巧みな切り替えの早さのせいで、俺様の左のガードが緩んだのを見逃さなかったウィルス野郎が、狙い澄まして放った右フックがガラスの扁桃腺を通り魔みたいに打ち抜いたサタデーナイト。
明けて日曜日、頭の芯がズシリと重くて代々木のタイフェスは断念。
大して呑んでないのに、なんだよ二日酔いかよ、だらしねえ奴だな、と自嘲しつつも、遅い昼食にのど奥に放り込んだサイゼリヤの生ビールがクッソ不味いのなんの。
・・・ようやくそこに至って気付いたよねー。
ヘイ、ユー!!扁桃腺、腫れてるYO!!!
てなわけで天気の良い日曜日を一日寝て過ごしたあとの罪悪感を引きずっての近況報告でございます。
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思えば金曜日の夜から多分調子悪かったんです、多分。
そんな予感を振り払うかのように、自由が丘から歩いて帰宅。
当然、夕食を作る気力が失われて、夕食は冷凍していたこちら(http://www.amazon.co.jp/dp/4833472465)掲載の落合務氏レシピのミートソースをこれまた生のまま冷凍していた岩手県産「ゆきちから」と全卵で作った極太スパゲッティ。
冷凍していたせいか、麺肌がほどよく荒れて良い具合になったようなならなかったような。
ていうかこのミートソースのレシピだけでも「日本一のレシピ」買う価値ありますので皆様ぜひモノで。
なんとなく苦いものが食べたくて、自由が丘「金田」で食べた苦瓜カニサラダも作ったけど、冷蔵庫に入れっぱなしで出し忘れておりました…(汗)。この時点で、すでに体調の変調に気付くべきだったのかも…。
土曜日は夜から、コワいと評判のお兄さんから、大変コワい人たちがたくさん集まる飲み会にお誘いいただいており、体調の悪さを感じる余裕もないほどブルっちゃってた僕チン(満40歳)。
朝から元気に試作品のゆきちから中太麺を釜たま風にしていただきました。
ずるずると食べながらも、なーんか調子悪いなあ…と思いつつ、ここで認めたら負けだな、というそこはかとない負け戦感が漂い始めており。
そこをなんとか、と昼ごろから自宅で軽く呑んだりして、無事、コワい人たちの飲み会に参加。
谷中「鳥よし」さん、最高でした。何食べても旨いし、気が効いている。
唯一2枚だけ撮った写真。
あれ!?あの人はもしや…w
馬刺し!!!
美酒佳肴を心行くまで堪能し、なんとか無事に電車で地元の駅に帰り着いたのでございます…。
昨日21時ごろ、空腹で目が覚めてようやく寝床から這い上がって作ったのがこちら。
「鳥よし」さんで頂いて心に残ったニラ玉の再現に挑んだところ、写真に写っていたあのお店のプリンスから「火いれすぎじゃないか?」とのありがたーいツッコミを頂戴するというオチがつきましたとさ。おしまい。